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更新日:2014年3月31日

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公開シンポジウム ゲノム情報が拓く我が国の林業と森林管理

ゲノム解析の進歩により、ヒトや作物では多くの有用遺伝子や病気の原因遺伝子が発見され、DNA診断などに利用されています。一方、針葉樹ではゲノムサイズも巨大であるなど、そのゲノム解読には多くの困難を抱えています。しかし、近年のゲノム解析技術や統計解析の急速な進展によって、樹木でも遺伝子による有用個体や無花粉スギの選抜が可能になり、森林の健全性も遺伝子で診断できるようになってきました。本シンポジウムでは、ゲノム情報がもたらす将来の日本林業や森林資源管理について理解を深めることを目的とします。皆様の多数のご参加をお待ちしております。

写真:公開シンポジウム「ゲノム情報が拓く我が国の林業と森林管理」ポスター

開催日時

2014年5月12日  (月曜日)13時から17時35分

場所

名称 東京大学弥生講堂・一条ホール
住所 東京都文京区弥生1-1-1
ホームページ 東京大学弥生講堂一条ホール(外部サイトへリンク)

主催・共催等

主催:森林総合研究所
共催:理化学研究所環境資源科学研究センター
後援:日本森林学会、森林遺伝育種学会

内容

<プログラム>

司会・・・森林総合研究所 研究コーディネータ 河原 孝行

13時~13時10分 開会挨拶 森林総合研究所 理事長 鈴木 和夫
13時10分~13時40分 基調講演「日本林業のための分子育種と森林管理」 東京大学大学院 農学生命科学研究科 井出 雄二
13時40分~14時10分 基調講演「作物における次世代育種の可能性 ―ゲノミクスは作物育種をどこまで変えられるか―」 農業生物資源研究所 矢野 昌裕

休憩(10分)

14時20分~16時50分 話題提供
「ゲノム情報を活用したスギ有用遺伝子の探索」 森林総合研究所 森林遺伝研究領域 津村 義彦
「次世代エリートツリーの開発に向けたゲノム育種技術の活用」 森林総合研究所 林木育種センター 星 比呂志
「ゲノムワイドマーカーを用いた永年性植物育種の高速化・効率化」 東京大学大学院 農学生命科学研究科 岩田 洋佳
「バイオインフォマティクスとケモインフォマティクスの統合 ―化学資源としての植物バイオマスの特徴抽出―」 理化学研究所 環境資源科学研究センター 菊地 淳
「早生樹植林事業におけるゲノム情報の活用」 王子ホールディングス・森林先端技術研究所 西窪 伸之
「DNAを用いたサクラ栽培品種の識別・起源推定と資源管理」 森林総合研究所 多摩森林科学園 吉丸 博志

16時50分~17時30分 パネルディスカッション「樹木の分子育種と森林管理の将来展望」 司会 篠原 健司 理化学研究所 バイオマス工学研究プログラム
17時30分~17時35分 閉会挨拶 森林総合研究所 研究コーディネータ 河原 孝行

17時45分~19時30分 懇親会

費用

参加費は無料です。皆様の多数のご参加をお待ちしております。なお、懇親会費は有料です。

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お問い合わせ

E-mail:cj-genome@ffpri.affrc.go.jp