更新日:2019年5月21日

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森林保険センター所長挨拶

森林保険センターへようこそ!

 

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 日本の森林は、私たちに様々な恵みを与えてくれています。森林は豊かな水の源であり、私たちの生活を守ってくれます。また、憩いの場を提供してくれたり、家や学校などの建築物や、椅子や机といった暮らしを支えてくれる製品の材料となる木材を提供してくれます。森林は、私たちの生活を豊かで潤いのあるものにしてくれる、かけがえのない財産なのです。

                                           

 我が国の森林は、戦後荒廃した国土に再び緑を取り戻そうと植林してきた木々が生長し、現在、利用期を迎えており、充実した森林資源の循環利用による林業の成長産業化と、適切な管理による森林の多面的機能の高度発揮が期待されています。

 一方で、近年は毎年のように全国各地で記録的な大雨による豪雨等が発生しており、住民の生命・財産を脅かし、利用期を迎えた森林にも多大な被害を与えています。

 自然災害発生の可能性が広範に存在する我が国において、林業の成長産業化と森林の適切な管理の両立を図っていくためには、森林保険の役割がますます重要になってくると考えています。

 森林保険は、火災、風害、水害などの気象災、及び噴火災によって発生した森林の損害を補填する総合的な保険です。森林所有者の皆様自らが災害に備える唯一のセーフティネットとして、被災による経済的損失を補填することによって林業経営の安定に貢献するとともに、被災地の早期復旧にも大きな役割を果たす制度です。

 

 森林保険センターは、平成27年4月1日に、森林国営保険として行ってきた業務を国から森林総合研究所(現在の森林研究・整備機構)に移管し、森林保険を取り扱う専門機関として新たに設置した組織です。保険金支払の迅速化など被保険者へのサービスの向上に一層努め、森林所有者の皆様に広くご利用いただくとともに、森林保険制度を安定的・永続的に運営できるよう取り組んでいくことが何よりも重要と考えています。       


 森林保険センターでは、契約者・被保険者様へのサービス向上と、近年の災害発生状況を踏まえた保険となるよう商品の改定を行い、平成31年4月開始となる契約から適用を始めました。今後も、森林保険の使命を全うするため、森林所有者の皆様の身近でお役に立てるよう取り組んで参りますので、引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林保険センター所長 石原 聡