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ホーム > 研究紹介 > イベント > 「伐採・植え付け一貫作業下でのコンテナ苗等の活着・生育実証」と「シカ被害対策研究の成果と課題」についての現地検討会開催報告

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「伐採・植え付け一貫作業下でのコンテナ苗等の活着・生育実証」と「シカ被害対策研究の成果と課題」についての現地検討会開催報告

森林総合研究所関西支所は、2014年10月9日(木曜日)-10日(金曜日)、府県林業担当者、森林組合、種苗協同組合関係者や林野庁、近畿中国森林管理局職員など合計58名の参加の下、「伐採・植え付け一貫作業下でのコンテナ苗等の活着・生育実証」と「シカ被害対策研究の成果と課題」についての現地検討会を近畿中国森林管理局との共催により開催しました。
9日はJA阿新農業協同組合会館において、関西支所奥田史郎森林生態研究グループ長から「コンテナ苗の活着・生育実証研究の成果と課題」、同生物多様性研究グループ高橋裕史主任研究員から「シカ被害対策研究の現状と課題」、林野庁柳田真一郎技術開発調整監から「国有林におけるコンテナ苗の植栽及び一括発注の実績等」、近畿中国森林管理局担当官から「近畿中国森林管理局管内における一括発注事業の概要及びコンテナ苗生産技術」についてそれぞれ報告があり、参加者からの意見や質問等を聞きながら、コンテナ苗を導入する上での問題点や一括発注の円滑な実施、シカ害防除のための課題や今後の研究方向の検討に資する議論が行われました。
翌10日は、岡山森林管理署三光国有林内に設定した植栽試験地において、実際に植栽されたコンテナ苗等の活着及び生育状況について比較検討が行われました。2日間に渡って熱心な議論が交わされ、実り多い現地検討会となりました。