ここから本文です。
平成31年2月20日(水曜日)、近畿中国森林管理局において、シカ被害対策に関する交流会では3回目となる「シカ被害対策技術交流会」を、近畿中国森林管理局、環境省近畿地方環境事務所と共催で行いました。
近年、近畿中国地域では、シカ(ニホンジカ)の個体数の増加と分布域の拡大が著しく、国・府県・市町村・猟友会・研究機関等関係者が連携し、地域の実情に応じた被害対策を講じ、被害防止対策の一環として捕獲した鳥獣を地域資源として有効活用することが必要となっています。そこで、関係機関の知見を共有し、シカ被害対策推進の一助とすることを目的として交流会を開催しました。
交流会では、京都大学高柳講師による、「シカの防除が必要なことを前提として森林施業を考えるべき」という基調講演、関西支所八代田主任研究員によるシカ捕獲と利活用の報告や、各機関によるシカの捕獲手法やジビエ利活用などが紹介され、猟友会や行政機関、一般などから120名の参加者があり活発な質疑が行われました。
ほぼ満席となった交流会会場 |
八代田主任研究員による報告 |
総合討論 |
会場ロビーには各種捕獲器具が展示されました。 |
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.