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令和6年3月27日
例年、岩手県林業技術センター、森林総合研究所東北支所、森林総合研究所林木育種センター東北育種場が共同で開催している3機関合同成果報告会が、令和6年2月7日(水曜日)に盛岡市内の「プラザおでって」にて開催されました。岩手県林業技術センターから5件、森林総合研究所東北支所から2件、東北育種場から2件の計9件の研究成果等の発表が行われました。
東北育種場からは、井城泰一育種課長より「東北育種基本区における花粉の少ないスギ品種について」と題して、東北育種基本区内から選抜した精英樹をもとに花粉の少ないスギの選抜を行った過程や今後の展望についての報告、三嶋賢太郎育種研究室長から「林木育種センターにおけるスギ花粉症対策品種の開発について」と題して林木育種センターにおける花粉の少ないスギ品種の開発を行う過程、無花粉スギ選抜に資するマーカー開発などについて報告がありました。
発表後に設けられた質疑応答においては、花粉の少ないスギの普及に関する質疑が寄せられ、花粉症対策の育種や苗木生産に対する関心の高さが伺えました。
井城育種課長の発表 | 三嶋育種研究室長の発表 |
参加者からの質疑・応答 |
(東北育種場)
令和5年度3機関合同成果報告会にて研究事業成果を発表(PDF:121KB)
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