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更新日:2023年4月7日

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遺伝資源部

遺伝資源部では、林木の有用・希少・多様な遺伝子を収集・保存する林木ジーンバンク事業の推進を通して、全国各地の国有林に設定された希少個体群保護林等の保護林や収集した林木遺伝資源の特性評価及び林木遺伝資源の利用促進に向けた探索・収集技術、保存・評価手法の開発に関する研究を行っています。

研究員

所属 キーワード
【遺伝資源部長】  
山田 浩雄(外部サイトへリンク) 新需要の創出、遺伝資源の保全、地理的変異
【探索収集課長】  
織部 雄一朗(外部サイトへリンク) 遺伝的多様性評価、植物成長調節物質による増殖技術
【分類同定研究室】  
武津 英太郎(外部サイトへリンク)(室長) 遺伝統計解析、材質育種、表現型評価
稲永 路子(外部サイトへリンク) 着花促進、遺伝的変異、産地試験
【保存評価課長】  
倉本 哲嗣(外部サイトへリンク) コウヨウザンの評価と増殖
【特性評価研究室】  
玉城 聡(外部サイトへリンク) 保護林、広域産地試験、地理的変異
遠藤 圭太(外部サイトへリンク) 種子超低温保存技術、栄養体超低温保存技術、オガサワラグワ
早生樹コウヨウザンの優良個体選抜とさし木増殖
早生樹コウヨウザンの優良個体選抜とさし木増殖
アカマツ天然林における核DNAの地理的変異
アカマツ天然林における核DNAの地理的変異
円グラフの色(クラスター)はそれぞれの
天然林のもつ遺伝的な組成の違いを示しています。
絶滅危惧種オガサワラグワの超低温保存と個体再生
絶滅危惧種オガサワラグワの超低温保存と個体再生

研究内容

  • 新たなニーズに対応する育種素材の収集及び作出と形質評価
  • 早生樹等のゲノム基盤の構築
  • 気候変動適応のための遺伝資源の特性評価技術の開発
  • 林木遺伝資源の長期保存技術の開発
  • 林木遺伝資源の探索、収集、保存、特性評価と情報管理
  • 試験研究用種苗の配布及び林木遺伝子銀行110番

主なプロジェクト

  • 国産早生広葉樹の優良個体選抜技術の開発~使う側が育てることを理解し、育てる側も使う側のニーズを考えて~(R2~R5)
  • エリートツリー等の原種増産技術の開発事業(無花粉スギの生産・増殖効率の改善)(R2~R6)
  • ケニア国「持続的森林管理・景観回復による森林セクター強化及びコミュニティの気候変動レジリエンスプロジェクト」林木育種コンポーネント(R3~R8)

 

お問い合わせ

所属課室:森林総合研究所林木育種センター育種企画課 

〒319-1301 茨城県日立市十王町伊師3809-1

電話番号:0294-39-7002

FAX番号:0294-39-7306

Email:ikusyu@ffpri.affrc.go.jp