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更新日:2021年2月24日
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対象 : 森林総研・育種センター・支所・育種場の方
第34回エンカレッジ推進セミナー「意外と知らない管理職のジョブティスクリプション-その職務とやりがいについて-」を開催して
2021年1月21日に大会議室で、第34回エンカレッジ推進セミナー「意外と知らない管理職のジョブティスクリプション-その職務とやりがいについて-」が開催されました。本セミナーでは、管理職の皆様から、日々のお仕事内容、やりがいや心がけていることなど、様々なお話を伺いました。普段はなかなかお聞きすることのできない話題が満載で、率直な意見も含めた色々なお話を聞いているうちに未知の世界である管理職に対するハードルが少し下がったという方もいらっしゃったようです。
セミナーは、矢野彰宏理事の開会の言葉で始まり、その後、伊ケ崎知弘ダイバーシティ推進室室長が趣旨を説明され、高山範理上席研究員がファシリテータとして進められました。
講師は、片岡厚研究コーディネーター、岡部貴美子生物多様性研究拠点長、宇都木玄研究ディレクタでした。セミナーの第一部では各講師15分程度のご講演をいただき、第二部では久保田多余子チーム長の司会によるパネルディスカッションが行われました。
第一部は、お題“1)打診~管理職を引き受けるに至った経緯、2)現職または過去の管理職ポストにおける仕事内容、3)一日の業務スケジュール、4)現職または過去の管理職ポストにおける“やりがい”について、5)その他、職員のみなさんにお伝えしたいこと”に沿ったお話がありました。片岡コーディネーターからは、管理職に関するアンケート結果から分かること、広報普及科長時代の仕事内容や一日の具体的な過ごし方、管理職のやりがいや心構えなどが紹介されました。岡部拠点長からは、管理職を引き受けるに至った経緯や、その際のやや複雑な気持ち、組織長として組織を守る仕事の取り組み方や面白い面、女性管理職に関する考え方などのお話がありました。宇都木ディレクタからは、研究所内だけでなく外との連携の大切さや大きなプロジェクトの企画立案の楽しさ、やりがい、また、ワークライフバランスが取れていることの大切さについてお話があり、現場が遠くなる寂しさや、評価の大変さなどもご紹介いただきました。
第二部のパネルディスカッションでは、フロアからの質問に講師の皆様が答える形で、進められました。「どうしたら領域長は魅力的なポジションになるか?」、「組織長に負担が集中しにくい組織運営の方法は?」、「管理職を引き受けたときのインセンティブは?」、「研究業績の維持に対する工夫は?」などの質問に対して、講師の方々からは多くの経験に裏付けられた大変示唆に富むお話がありました。
河原孝行企画部長の閉会の言葉をもって、セミナーを盛況のうちに終えることが出来ました。
本セミナーを通して、管理職ならではの楽しさや難しさに触れさせていただきました。個人的には、時間の使い方やその時に出来ることを進めるというスタンスを身につけるべく、少しずつトレーニングを積んでおこうかなと思いました。
ダイバーシティ推進室(併任) 松原恵理 : 記
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