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ホーム > 研究紹介 > 研究組織 > 森林生物研究グループ

更新日:2024年8月27日

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森林生物研究グループ

森林において、病虫獣害の防除、樹木の病気の診断、生物多様性の保全、野生動物の個体群管理を行うために、森林昆虫の生活史や生態の研究、野生動物の生態の研究、病原菌の生態や発生環境の研究を行っています。

研究員

 

森林生物研究グループ 氏名 キーワード
グループ長 高畑 義啓 菌学、森林病理学
主任研究員 松浦 友紀子 ニホンジカ、個体数管理、食肉衛生、繁殖
主任研究員 小長谷 啓介 共生、菌根菌、細菌、生態、微生物
主任研究員 山中 聡 保全生態学、森林管理、生物多様性
研究員 小林 卓也 昆虫と菌類の相互作用、森林害虫、生物多様性、分解
研究員 河村 和洋 保全生態学、マクロ生態学、森林管理、鳥類群集
研究専門員 尾崎 研一 生物多様性、昆虫、森林
研究専門員 山口 岳広 林業機械作業由来の立木損傷、腐朽菌、立木腐朽、樹木病害
研究専門員 上田 明良 昆虫、生態、森林昆虫
研究専門員 矢部 恒晶 フィールドミュージアム、アマゾン、ニホンジカ、野生動物

 

 

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腹部末端から寄生線虫を放出するスズメバチ
(寄生線虫が女王バチを不妊化させることを
解明しました)

センサーカメラで撮影されたエゾシカ
(シカの管理捕獲についての研究を進めています)

研究内容

  • 生物多様性の保全等に配慮した森林管理技術の開発
  • 森林病虫獣害に対する環境低負荷型の総合防除技術に関する研究

 カシノナガキクイムシ情報

カシノナガキクイムシはナラ類が枯死する「ナラ枯れ」を起こす昆虫です。

道南地域におけるフェロモントラップを用いたモニタリング調査
令和2年に北海道の道南地域でカシノナガキクイムシが初めて発見されました。

令和3年と4年にはカシノナガキクイムシは捕獲されませんでした。
令和5年には5地点で17個体が捕獲されました。
令和6年には15地点で119個体が捕獲されました。

道庁によるプレスリリースはこちらをご覧ください。

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北海道で捕獲されたカシノナガキクイムシ

左:オス、右:メス

ナラ枯れで枯れたミズナラ(道南で撮影)

 

令和5年に、北海道で初めてナラ枯れ被害木が発見されました。
道南地方においてナラ枯れの疑いのある木を見かけた場合は、情報提供をお願いします。

ナラ枯れの北海道への侵入と今後の対策について多くの方々に知って頂くため、森林技術4月号に原稿を掲載しました。

最近の主要なプロジェクト

 

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お問い合わせ

所属課室:北海道支所地域連携推進室 

〒062-8516 北海道札幌市豊平区羊ヶ丘7

電話番号:011-851-4131

FAX番号:011-851-4167

Email:www-ffpri-hkd@gp.affrc.go.jp