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更新日:2019年4月9日

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カラマツ等北方樹種の採種園

 トドマツ、カラマツ、アカエゾマツなど北海道の主要な造林樹種では、優良な種苗を生産するため、各地で選抜された精英樹を植栽した「採種園」が設定されています。
 「採種園」では、精英樹を親とする優良な種子が採取できると期待されますが、これらの樹種は年によって着花(果)量が大きく異なることから、年によって沢山の種子が採取できる年とほとんど採取できない年があります(図-1)。
 このため、北海道育種場では、効率的に種子が採取できるよう、毎年球果が確認できる6〜7月に全道の採種園で着果調査を行い、採種園ごとに種子生産量の予測を行なっています。
 また、日当たりの良い個体では多くの花が着く傾向があることから、北海道森林管理局と連携し、カラマツ採種園において間伐を実施して光条件を改善し、種子生産量の向上における間伐の効果を検証しました(写真-1)。
 その結果、間伐を行うことによって着花量が増加することが明らかになりました。このほか、樹皮の剥皮(環状剥皮)による着花促進効果の検討など(写真-2)、種子の安定供給に向けた技術開発を行なっています。


seed production



図-1 樹種ごとの平均着花指数の年変動
全く着花していないものを1、最大値を5とする指数評価による。
全採種園平均値。

 


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写真-1 間伐後のカラマツ採種園(雨紛採種園)

 


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写真-2 環状剥皮の様子

 


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