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1.受賞名 | PEPS The Most Downloaded Paper Award 2020(受賞日:2020年6月11日) |
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2.受賞者の氏名、所属 |
川幡 穂高(東京大学、産業技術総合研究所) 井上 麻夕里(岡山大学) 岩崎 晋弥(海洋研究開発機構) 黒柳 あずみ(東北大学) 前田 歩(東京大学) 眞中 卓也(森林総合研究所 立地環境研究領域) 守屋 和佳(早稲田大学) 高木 悠花(東京大学) 豊福 高志(海洋研究開発機構) 吉村 寿紘(海洋研究開発機構) 鈴木 淳(産業技術総合研究所) |
3.受賞理由 |
2019年1月に発表した、地球温暖化と海洋酸性化に関する総説論文が、2019年12月までに最もダウンロードされた論文の一つとして高い注目を浴びたことが評価された。 |
4.受賞対象研究の紹介 |
Perspective on the response of marine calcifiers to global warming and ocean acidification – Behavior of corals and foraminifera in a high CO2 world “hot house”(DOI:10.1186/s40645-018-0239-9(外部サイトへリンク)、日本語要旨 http://progearthplanetsci.org/highlights_j/227.html(外部サイトへリンク))において、海洋酸性化が起きるメカニズムや、それに対する様々な石灰化生物種の応答、過去の地球で実際に発生した海洋酸性化やそれに伴う生物の大量絶滅の概要など、様々な分野の知見を集約し、将来の具体的な研究課題の提起を行った。特に、陸域の岩石風化によって消費される二酸化炭素量の見積もりや、逆に河川によって海洋に供給される土壌起源の炭素量、アルカリ度の計算などについての議論で貢献した。 |
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