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更新日:2019年2月26日

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ベトナムの政策型人工林増加に対する木材加工産業の原木調達戦略

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1.共同研究機関

フエ大学農林業大学

2.研究期間

2018~2020年度 科学研究費補助金

3.責任者

岩永 青史(林業経営・政策研究領域)

4.研究の背景

発展途上国においては、森林増加に転じた国と依然として減少を続けている国の二極化の傾向にあります。森林増加国においても天然林は未だに伐採の圧力に晒されていますが、森林面積の増加を支えている人工林においては、木材生産に特化した森林経営が行われています。特に東南アジアの人工林では、5年から10年で伐採が可能な早生樹を植栽する場合が多く、集約的な木材生産が行われています。これらの人工林経営が秘める、熱帯地域における持続的な木材生産および供給の可能性を把握することが重要です。

5.研究の目的

本研究課題では、熱帯地域における人工林からの木材生産および供給の可能性を把握するために、人工林面積が増加しているベトナムにおいて、木材加工産業の原木調達戦略、植林企業の林業経営、および地域住民による農地植林の経営の実態を明らかにします。

6.研究内容

本研究課題では、製材工場などの木材加工企業、植林企業、農地植林を行っている地域住民への訪問面接調査を通じ、ベトナムにおける川下から川上までの木材流通・加工に関する聞き取りを実施します。

7.期待される研究成果

本研究課題では、木材加工産業への原木供給源としての産業植林および農地植林とその供給者としての植林企業および地域住民のポテンシャルに着目し、天然林を減少させない持続的な木材供給の達成と同時に、地域住民の生計向上にも貢献する人工林林業のシステム構築に資する成果を挙げることができます。

人工林から伐採された木材(写真左)とアカシア人工林(写真右奥)、アカシアの苗畑(写真右手前)
人工林から伐採された木材(写真左)。奥に見えるのがアカシア人工林で、手前がアカシアの苗畑(写真右)。

 

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