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チャノキ

和名:チャノキ
所属:ツバキ科 ツバキ属
学名:Camellia sinensis O.K.
特性:常緑大低木で、幼枝は淡褐色、多くは根元より株立状となり枝は密生する。葉は互生し短柄、披針状長楕円形または長楕円形で、鈍頭鋭脚、上面無毛で光沢がある。花は初冬10月から11月に開花する。腋生で稀に頂生し白色で5弁、下向して開き微香がある。種子は暗褐色を呈し、成熟は翌年10月であるので果と花が同一株で見られる。種子は発芽力がよく、3年目で開花する。
分布:九州では自生多い。中国、台湾にも産する。本州、四国、九州では栽培する。
用途:材はツゲの如く用途が多い。木は産業樹種であるが、造園用、庭垣、生垣などにも用いられる。葉は俗に言う茶とする。
備考:チャノキは深根性で移植力が弱く、実生にたよる。古代は薬用としていたが、1191年中国から茶の製法を伝えたことに始まり、飲料となったのはこの頃と思われる。
開花時期:10~11月
果実成熟期:翌年10月
写真上:
写真下:

チャノキの花

チャノキの葉

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