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更新日:2021年12月23日

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立田山の昆虫

和名:ヒメスズメバチ

所属:膜翅目、スズメバチ科 VESPIDAE

””

学名:Vespa tropica (linn.)

形態:体長24-37cm、体は細い。

食物:アシナガバチ

分布:本州・四国・九州、対馬、屋久島、奄美大島

生態:日本産のスズメバチの中では最も小規模の巣を作る。巣は樹洞や鳥の巣箱などの閉鎖空間。アシナガバチ類専門の捕食者という点で、スズメバチ類としてはもっとも食性の特殊化が著しい。アシナガバチの巣を襲い、巣内の幼虫や蛹の体液を吸い取り、それを自分の幼虫に餌として与える。アシナガバチは全く反撃できず、襲われた巣は早晩廃絶する。

写真:巣を造成中の女王バチ

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