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更新日:2014年7月14日

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長崎県対馬市にて市指定天然記念物「鰐浦ヒトツバタゴ」を収集 

対馬最北端の漁港、長崎県対馬市上対馬町鰐浦では、入江を囲む周囲の丘陵にモクセイ科の落葉樹ヒトツバタゴが自生し、国の天然記念物に指定されています。

ヒトツバタゴの別名はナンジャモンジャ、ウミテラシ、ナタオラシなどと呼ばれ、鰐浦では毎年5月初め頃木全体を覆い尽くすように純白の花を咲かせます。

地元での別名ウミテラシは、海岸などに咲いたヒトツバタゴが海岸を白く染めることから名付けられました。

九州育種場では、林木のジーンバンク事業の一環として平成18年7月11日から13日に現地で穂木の採取を行い、つぎ木・さし木によるクローンでの増殖を行いました。

 

 20060712_ヒトツバタゴ_鰐浦  20060712_ヒトツバタゴ_採穂
 鰐浦ヒトツバタゴ  採穂の様子
 20060712_ヒトツバタゴ_さし木  20060712_ヒトツバタゴ_さし穂
 さし木増殖  さし穂