ホーム > 業務紹介 > 活動報告 > トピックス  平成18年度 > マツノマダラカミキリの後食痕等調査を実施

更新日:2014年7月14日

ここから本文です。

マツノマダラカミキリの後食痕等調査を実施 

マツノザイセンチュウ抵抗性品種アカマツ・クロマツを植栽した試験地の15年次調査を行い、同時に間伐を行いました。

間伐は植栽木を1列伐倒して、隣の5列を残す5残1伐の列状間伐の方法で行いました。

また、試験地で松枯れが発生しているか明らかにするためにマツノマダラカミキリの後食痕(成虫がかじった痕)の調査を行いました。

間伐した木や枯損木から当年生から3年生の枝を採取し、後食痕の有無と、後食痕の大きさを調査しました。

また、枯損木にマツノザイセンチュウが入っているかどうかを調べるために、ドリルを用いて材片を採取しました。

九州育種場では今後も抵抗性マツの林分における松枯れの発生状況について調査していきます。

 

 20061026_後食痕_間伐表示  20061026_後食痕_間伐  20061026_後食痕_ドリル
間伐する木に表示をする

伐倒の様子

ドリルで枯損木の材片を採取
 20061026_後食痕_後食痕  20061026_後食痕_枝採取  20061026_後食痕_系統名
マツノマダラカミキリの後食痕(写真中央) 伐倒した木からの枝採取 採取した枝に系統名を記入