ホーム > 業務紹介 > 活動報告 > トピックス 平成18年度 > 苗畑品評会九州地区二次審査を実施
更新日:2014年7月14日
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全国山林苗畑品評会が平成18年12月から平成19年1月にわたって行われました。
この品評会は全国山林種苗協同組合連合会が主催となって毎年開催されます。
今年度九州地区では沖縄県を除く7県を対象に、出品予定の苗畑で一次審査が行われ、九州森林管理局へ一次審査報告が提出されました。
九州森林管理局ではそれを受けて、森林総合研究所九州支所および林木育種センター九州育種場とともに二次審査を実施します。
平成18年12月8日に3機関で九州森林管理局において審査に関する打ち合わせ会議が行われ、その中で審査基準を合わせることを確認し、熊本県内から出品されている苗畑において3機関の合同審査を行うこととなりました。
平成18年12月19日、熊本県菊池市泗水町の出品苗畑にて3機関合同の審査を行いました。
現地では、次の4つの審査項目について調査を行い、調査後に合同審査による採点基準を確認し、審査各機関が担当する出品苗畑での審査を行うこととしました。
最後に審査長による全体的な公表を受けて合同審査を終了しました。
(1)各機関10本ずつ苗木の苗高・根元径を測定する。
(2)出品者から苗木3本を掘り取っていただき、苗木全体の写真を撮影する。
(3)掘り取った苗木のうち1本について地上部と地下部を切り分けてそれぞれの重量を量り、TR率を算出する。
(4)苗木生産に関する状況等について、各審査員が聞き取り調査を行う。
九州育種場は宮崎県内からの出品苗畑の担当となり、平成19年1月11日に宮崎県高岡町の出品苗畑において二次審査を行い、後日審査結果を九州森林管理局へ報告しました。
九州各地で審査された苗畑のうち、上位入選の苗畑は全国山林苗畑品評会に推薦されることになっています。
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第二次合同審査会場苗畑全景 | 作業機械に関する聞き取り | 苗木の苗高と根元径を測定 |
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掘り出した苗木の写真撮影 | 苗木の地上部の重量測定 | 苗木の地下部(根)の重量測定 |
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