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更新日:2014年6月12日
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九州育種場に植栽されている樹木から球果を採取する作業が10月上旬から始まりました。
今年度はヒノキの精英樹同士をかけ合わせてできた第二世代精英樹候補木の子供の球果と、アカマツとクロマツでは、抵抗性品種同士をかけ合わせた第二世代品種の球果を併せて、採取します。
採取した球果は、乾燥室に運び乾燥させます。
乾燥した球果は鱗片が開き、種子が自然に落ちます。
種子が落ちきったら「ふるい」や「風選」による精選作業を実施します。
このほか、鹿児島県森林林業技術センターのご協力をいただいて、同県鹿屋市にある「鹿児島県クロマツ採種園」からも、マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ同士交配した球果を採取しました。
精選したヒノキ精英樹の種子は、試験地設定に使用し、また一部については、林木育種センター(茨城県日立市)へ送付(冷凍保存される)しています。
アカマツ・クロマツの種子については、事業研究用として来年春の植え付けまで当場の冷蔵庫の中に保管します。
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高所作業車を用いた球果採取 | 採取した球果の雑居物除去 | 採取した種子の乾燥 |
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ふるいを用いた精選 | 系統ごとに袋詰め | 風選器を用いた精選 |
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クロマツの種子採取を行った鹿児島県鹿屋市のクロマツ採種園 | 球果採取の様子 |
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