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更新日:2014年6月12日
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森林総合研究所林木育種センターの技術研修が北海道・東北・センター(関東)・関西・九州の各育種場で増殖保存を担当している職員を対象として、平成19年12月19日(水曜日)から20日(木曜日)の2日間にわたって、当場で開催されました。
当日は、場長より、近年の森林・林業・木材産業のグローバル化とこれに対応した林木育種事業のあり方についての講義を行いました。
次に、センターの技術指導役より、スギの苗木を使った「マイクロカッティング法」の実施方法に関する講義を行い、その後実習に移りました。
「マイクロカッティング法」とは、スギの枝を2,3cmの長さにカットして、穂先をくさび形に切り、切ったところに発根剤を浸して、鹿沼土を敷き詰めた苗床に挿し付ける増殖方法です。
その後、当場研究員による「クロマツのさし木技術」に関する講義を行いました。
最後に、各場の業務内容に関する紹介を行い、意見交換を行った後、研修を終了しました。
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マイクロカッティング方でのさし木実習 | クロマツの採穂 |
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クロマツのさし木の説明 | クロマツさし木苗の苗畑植栽状況の説明 |
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