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更新日:2018年7月13日

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国指定天然記念物「麻生原のキンモクセイ」が里帰り

   国指定天然記念物である「麻生原のキンモクセイ」は、台風による枝折れや衰弱による倒壊のおそれがあったため、キンモクセイの周囲には鉄柵で養生がされていました。そのような状況から、平成25年度に甲佐町教育委員会から「林木遺伝子銀行110番増殖サービス」の申請がありました。国指定天然記念物であることから、文化庁の許可を得て、平成26年2月19日採穂をし、さし木を行い、里帰りするまで育成に取り組んできました。
 平成30年4月20日、甲佐町役場にて譲渡式が開催され、育種場から里帰りしたさし木苗2本のうち1本を甲佐町役場内の中庭に奥名甲佐町長と佐藤遺伝資源管理課長が植樹しました。残り1本については、後日、現存する樹齢750年の「麻生原のキンモクセイ」の敷地内へ地元の方々が植樹する予定です。

 

 甲佐町長との植樹

里帰りの様子 

 甲佐町長との植樹

里帰りの様子

 

衰弱している「麻生原のキンモクセイ」

甲佐町役場の中庭に植えられた「麻生原のキンモクセイ」

衰弱している「麻生原のキンモクセイ」

役場の中庭に植えられた苗木

 

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