国際森林研究機関連合日本委員会(略称を IUFRO-J とする)は, 国際森林研究機関連合(略称 IUFRO)の趣旨に沿って, 森林・林業・林産業に関連する研究機関の相互連携を図り, IUFRO に関連する諸活動に貢献することを目的とする。
主な業務は, IUFRO-J NEWS の発行, IUFRO 加盟機関相互の情報交換や連絡調整, IUFRO が組織する研究グループ活動の支援, IUFRO の国際評議会に参加する代表及び代理の決定などである。
IUFRO World Congress 2024
井上真理子主任研究員(森林総合研究所多摩森林科学園)がIUFRO森林教育ベストプラクティス、トップ10賞を受賞しました。
去る2018年8月30日、国際森林研究機関連合は、IUFRO加盟機関の一つであり日本委員会(IUFRO-J)事務局も務めている森林総合研究所とさらなる連携協力を目指して覚書(MOU)を締結しました。森林総合研究所の沢田治雄所長がIUFRO本部(オーストリア共和国ウイーン)を訪問し、Michael Wingfield会長と森林・林業・木材産業に関する研究連携協力についてMOUを取り交わしました。締結サインの場には会長は急務により出席できませんでしたが、Alexander Buck常務理事と森林総合研究所の正木隆研究企画科長が立会人署名を行いました。
2017年10月に東京で開催された「IUFRO Tokyo 2017」において、小池孝良先生(北海道大学名誉教授)が "The 7.01.00 award 2017 for achievements in air pollution and climate change impacts on forest ecosystems" を受賞しました。
国際森林研究機関連合 (IUFRO) の第24回世界大会 (ソルトレイクシティ) では, 森林総合研究所が提案した「森林生態系の放射能汚染と木材の安全な利用」というセッションが採択され, 口頭とポスターによる発表が行われました。その中から8編の論文が専門誌 Journal of Environmental Radioactivity の Volume 161 に特集として掲載されました(オンライン公開は2016年3月17日)。詳細は森林総合研究所のホームページをご覧ください。
国際森林研究機関連合日本委員会事務局
〒305-8687
茨城県つくば市松の里1
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所(国際連携推進室)
TEL 029-829-8327
Email
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2022年06月01日 鈴木和夫博士がIUFRO功労賞を受賞
東京大学名誉教授、元森林総合研究所理事長の鈴木和夫博士の長きにわたるIUFROへの貢献に対しIUFRO功労賞*が授与されました。2022年5月30日に表彰状が中静透IUFRO 国際評議会日本代表から、記念の木製トロフィーが坪山良夫代表代理から鈴木博士に手渡されました。
鈴木博士のIUFROへの主な功績は、以下の通りです。
* IUFRO功労賞は、IUFROの組織改善における特別な任務の遂行、役員としての卓越した仕事、地域におけるIUFRO活動の強化、IUFROの国際的地位の向上など、IUFROの科学的、技術的、組織的目的の達成に大きく貢献した人々に授与されます。IUFROの会員機関もしく会員による推薦を理事会で審議し授与されます。
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