プレスリリース 平成16年9月17日
平成16年度「森林総合研究所研究成果発表会」開催のご案内
独立行政法人 森林総合研究所
独立行政法人森林総合研究所は、平成16年度研究成果発表会を下記により開催致します。
ご多用中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。
【趣 旨】
きわめて多様な生物が人類と共存し、農林水産業、医療、工業、保健休養など、様々な形態で人々の暮らしに貢献する一方で、人間活動によって生物多様性が危機的な状況に追いやられているという認識が高まってきました。わが国は気候帯が幅広いだけでなく、人との関わり方も地理的、歴史的に多様であるため、生物多様性の保全は地域や人との関わり方に応じて様々な問題を抱えています。
今年度の研究成果発表会では、断片化した里山林における種構成の変化と生物多様性保全策、高密度に増えたシカによって崩壊に瀕した森林生態系での相互作用の解明と再生のための提言、大洋島における外来種の侵入と固有種の保護について、最新の研究成果をご紹介します。
【テーマ】 日本の生物多様性保全研究の現状とこれから
−里山のオオタカ、大台ヶ原のシカ、固有種の島小笠原での研究成果−
【日 時】 平成16年10月19日(火) 13時20分〜16時30分
【場 所】 イイノホール
東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビル7階 Tel. 03-3506-3251
【プログラム】
13:20〜13:25 開会の辞 理事長 田中 潔
13:25〜14:10 孤立、断片化した里山の保全を考える
−石狩平野での鳥、昆虫、植物の多様性から見た功罪−
尾崎研一(北海道支所・生物多様性担当チーム長)
14:10〜14:55 シカの個体数管理から森林生態系管理へ
−大台ヶ原自然再生のために−
日野輝明(関西支所・野生鳥獣類管理担当チーム長)
14:55〜15:25 <休憩>
15:25〜16:10 小笠原の自然を蝕む外来生物の脅威と対策
大河内勇(森林昆虫研究領域・昆虫多様性担当チーム長)
16:10〜16:25 総合討論 司 会 福山研二(研究管理官)
16:25〜16:30 閉会の辞 理 事 藤原 敬
【参加費等】 無料 (予約不要)
【問い合わせ先】独立行政法人 森林総合研究所 理事長 田中 潔
研究推進責任者:森林総合研究所 研究管理官 福山 研二
Tel. 029-873-3211(内線401)
広報担当者:森林総合研究所 企画調整部 研究情報科長 杉村 乾
Tel. 029-873-3211(内線225)
Fax. 029-873-0844
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