２月の森林講座

樹木の人工種子と超低温保存

　最近，クローン動物がよく話題になりますが，樹木についても優良な木のクローンを大量増殖するための研究が行われてきました。私たちは樹木の組織を培養して作られた芽で，人工種子の開発とその芽の保存技術の開発を行っています。
　これらの研究がうまくいけば，有用な樹種の組織を培養して，その芽を-196℃の液体窒素の中に保存しておき，必要なときに取り出して培養で増やし，人工種子にして発芽させ，苗にする・・・というような話になるのですが，現状はどうなっているかについてお話しします。

遺伝子組み替えポプラ

講　師：木下　　勲　（きのした　いさお）
　　　　　生物機能開発部　生物工学科　組織培養研究室　主任研究官

　　　　　樹木の組織培養について研究中

日　時：２月26日（金）　13：15〜15：00

場　所：多摩森林科学園　森の科学館　　Tel. 0426-61-0200
　　　　〒193-0843　東京都八王子市廿里町1833

交　通：ＪＲ中央線・京王線　高尾駅下車　徒歩約10分

申し込み方法
往復はがきに，講座名「樹木の人工種子と超低温保存」，住所，氏名，年齢，電話番号をお書きの上，下記宛先へお申し込み下さい。
申し込みの受付は，２/12（必着分）までです。

申込先・問い合わせ先
〒193-0843　東京都八王子市廿里町1833
多摩森林科学園　Tel. 0426-61-0200