10月の森林講座


白 砂 青 松

- 海岸松林のルーツと働き -

 海岸が砂浜の沿岸地域は飛砂・塩風・高潮などの被害を受けやすいため,海岸線に沿って樹木が植えられ,大切に管理されてきました。その樹木というのは,クロマツが多いのですが,それが選ばれた理由は,乾燥や飛砂害・塩風害によく耐えることが経験などから確かめられたからだと考えられます。このような各種の防災機能を持つ海岸林ですが,その役割は時代とともに少しずつ変化してきていて,保健休養,風致等多方面に利用されるようになってきました。この講座では,先人たちの努力の歴史,海岸林の様々な機能,クロマツ林が直面している問題点についてお話しします。

    十里塚望楼から見た海岸林(山形県遊佐町)     虹の松原


講 師:河合 英二 (かわい えいじ)
     森林環境部 防災科長

日 時:10月15日(金) 13:15〜15:00

場 所:多摩森林科学園 森の科学館  Tel. 0426-61-0200
    〒193-0843 東京都八王子市廿里町1833

交 通:JR中央線・京王線 高尾駅下車 徒歩約10分


申し込み方法
往復はがきに,講座名「白砂青松/10月」,住所,氏名,年齢,電話番号をお書きの上,下記宛先へお申し込み下さい。
申し込みの受付は,10/1(必着分)までです。

申込先・問い合わせ先
〒193-0843 東京都八王子市廿里町1833
多摩森林科学園 Tel. 0426-61-0200


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