現在,供給過剰でリサイクルに行き詰まっている回収古紙を再生紙以外のものにする試みがなされています。例えば,古新聞を綿状にほぐして接着剤を混ぜ,熱圧縮などの処理をして板材に加工し,コンクリートを流し込むときに必要な型枠として利用するというように。また,コピー用紙などで使われた上質紙を炭化して,活性炭にすることもできるのです。この講座では,古紙再利用のさまざまな可能性についてお話しします。
新聞古紙(左)と解繊綿(中)と古紙ボード(右) 古紙をシュレッダー処理(A),ペレット化処理(B),乾式解繊処理(C)し,炭化させたもの
講 師:富村 洋一 (とみむら よういち)
木材化工部 木材化学研究室主任研究官
日 時:2000年1月25日(火) 13:15〜15:00
場 所:多摩森林科学園 森の科学館 Tel. 0426-61-0200
〒193-0843 東京都八王子市廿里町1833
交 通:JR中央線・京王線 高尾駅下車 徒歩約10分
申し込み方法
往復はがきに,講座名「古紙を生かす/1月」,住所,氏名,年齢,電話番号をお書きの上,下記宛先へお申し込み下さい。
申し込みの受付は,2000年1/10(必着分)までです。
申込先・問い合わせ先
〒193-0843 東京都八王子市廿里町1833
多摩森林科学園 Tel. 0426-61-0200