コンテナ苗安定供給体制の確立

  • 都道府県別に苗木生産の現状を明らかにする。
  • 地域の伐採計画や将来的な再造林コストを考慮した苗木の需給動向を明らかにする。
  • 地域の状況に対応した低価格/高品質なコンテナ苗の安定供給システムを提示する。

3-1 苗木生産の実態調査及び苗木(コンテナ苗)の需給動向分析

コンテナ苗の安定供給体制構築のためには、苗木生産の現状把握が必要である。ここでは、地域毎の樹種・規格別の苗木生産量及び価格、生産業者の規模別件数等の基礎資料の収集、自治体、森林組合、苗木生産業者に対するコンテナ苗生産に関する意向調査を行う。また、調査の結果や地域の森林計画等に基づいて、地域別の苗木及びコンテナ苗の需給動向分析を行う。将来的な再造林の低コスト化が苗木(コンテナ苗)生産量に及ぼす影響についても分析を行う。

3-2 コンテナ苗の安定供給システムの提案

コンテナ苗の安定供給体制構築のため、課題3-1の全国調査結果や高台の成果に基づき、国内外の事例も参考にしながら、地域の状況に対応した低価格/高品質なコンテナ苗の安定供給システムの提案を行う。