森林生物 アイノミドリシジミ
和名:
アイノミドリシジミ
学名:
Chrysozephyrus brillantinus
チョウ目,シジミチョウ科
分布:
北海道・本州・四国・九州
写真(上):
アイノミドリシジミ雄
写真(下):
アイノミドリシジミ雌
説明
冷温帯の落葉樹林に生息し,一般には山地に多い。食樹はブナ科コナラ属のミズナラ,コナラ,クヌギなどだが,常緑樹も利用している。卵で越冬する。成虫は年1回,7月を中心に出現し,主に早朝に活動する。オスの表面の輝きは,近縁種中もっとも強く,目の醒めるような金緑色。オスは一般にかなり高い位置で占有活動を行う。メスの表面の斑紋には遺伝的多型がある。卵は,頂芽や側枝先端の芽の基部などに産まれる。
森林総合研究所
森林生物情報トップへ
データ一覧へ