説明 成虫の体長12〜29mm。雌雄ともサイズのばらつきが著しい。生きた木を加害することはなく,マツやスギなどの新鮮な枯損木や伐根などを好む。成虫は5月頃から見られ,クヌギやコナラの出す樹液でもよく見られる。また黒ビールを餌としたトラップでよく採れる。幼虫は材部を摂食しながら直径10mmほどの大きな穴を10cmほどに渡って掘り進むため,貯木場やはい積みの丸太にしばしば被害を与える。とくに沢沿いなど湿った場所は要注意。穿孔された木から多量の木屑が排出されるのですぐわかる。剥皮すれば成虫は産卵しないので被害を防げる。 |
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