森林生物 モンスズメバチ


和名:モンスズメバチ
学名:Vespa crabro Linnaeus, 1758
    ハチ目,スズメバチ科
分布:北海道,本州,四国,九州;佐渡島
 
写真(上):左からり女王,働きバチ,オス
写真(下):物置の壁間に作られたモンスズメバチの巣
左からり女王,働きバチ,オス
説明
女王の体長28〜30mm,働きバチ21〜28mm(写真上)。日本産は亜種flavofasciata Cameronとして扱われることもある。樹洞,人家屋根裏や壁間(写真下),伐根内部などに営巣するが,空間が狭くなると広い場所へ引っ越す性質がある。攻撃性はかなり強い。夜間も外役をすることがある。巣の規模は,最大で4000育房程度。餌としてセミをよく狩る。
物置の壁間に作られたモンスズメバチの巣

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