森林生物 コウノゴマフカミキリ


和名:コウノゴマフカミキリ
学名:Mesosa konoi Hayashi
    コウチュウ目,カミキリムシ科
分布:伊豆大島,トカラ列島,奄美諸島,沖永良部島,沖縄諸島
 
写真(上):コウノゴマフカミキリ成虫
コウノゴマフカミキリ成虫
説明
成虫は体長11〜17mm。幼虫は広葉樹の衰弱木や倒木の樹皮下で発育する。成虫は5〜10月にかけて出現して,枯れ枝や伐倒木に集まる。上翅の中央にある横紋には地理的変異があり,色彩や形状により,コウノゴマフカミキリ,アマミコウノゴマフカミキリ,オキノエラブコウノゴマフカミキリ,ナゴコウノゴマフカミキリ,クメジマコウノゴマフカミキリの5亜種に分類される。寄主植物はタブノキ,テリハノブドウ,エゴノキ,トキワガキ等,各種広葉樹である。

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