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【分布】
* 冷温帯から亜寒帯(亜高山帯)の天然生林下(主として北海道北部、本州脊梁山脈、中部山岳地域)
* 重粘で緻密な土壌母材に由来する鈍頂尾根、準平原面、火山泥流台地などの緩斜面
【断面の特徴】
* A0層とくにH層が発達し、腐植に富むA層またはH(A)層をもつ
* 表層還元作用の影響をうけた灰白色または青灰色の溶脱層(Eg層)、
* 橙褐色の鉄集積層Bi層または灰色斑をまじえた橙色のBig層、および、その下に褐色または明褐色のB層をもつ
* Eg層からBi層への推移は明瞭で、集積層の上部にはしばしば鉄の盤層が認められる
土壌型
湿性鉄型ポドゾル Pw(i)I
【断面の特徴】
* 灰白色の溶脱部が層状に発達する
湿性鉄型ポドゾル化土壌 Pw(i)II
【断面の特徴】
* 灰白色の溶脱部が斑状に発達する
湿性鉄型弱ポドゾル化土壌 Pw(i)III
【断面の特徴】
* 溶脱部は不明瞭であるが、斑鉄が認められる
今までの調査結果ではこの土壌型の分布は極めてまれ
【分布】
* 冷温帯から亜寒帯(亜高山帯)の天然生林下
* 緩斜面
【断面の特徴】
* 厚い黒色脂肪状のH層をもつ
* 土層全体が多腐植で暗色味が強い
* 溶脱層(E層)は暗灰色
* 集積層は鉄および腐植が集積した暗い鉄サビ色を呈し、しばしば斑鉄を認める
土壌型
湿性腐植型ポドゾル Pw(h) I
【断面の特徴】
* 暗灰色の溶脱部が層状に発達する
今までの調査結果ではこの土壌型の分布は極めてまれ
湿性腐植型ポドゾル化土壌 Pw(h)II
【断面の特徴】
* 暗灰色の溶脱部が斑状に発達する
湿性腐植型弱ポドゾル化土壌 Pw(h)III
【断面の特徴】
* 溶脱部は不明瞭であるが、斑鉄が認められる
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