十日町試験地 最新の積雪情報と気象

十日町試験地では、調査研究の一環として雪と気象の観測を続けていて、最新の積雪深や気象の観測値をこのページに掲載しています。

これまでの観測データはこちら

最新の観測値

日降雪深は、当日の9時から翌日の9時までに降雪板に新たに積もった雪の深さです。

2023-24年の初雪: 11月25日


降雪と積雪の推移 (2023年~2024年冬期)

グラフは積雪深の変化を表し、期間(横軸)は11月1日~6月1日です。
青い折れ線は今年、灰色の折れ線は昨年、薄灰色の塗りつぶしは平年(1991年~2020年の平均値)の積雪深変化をそれぞれ表します(左側の目盛)。 また、上方の青色棒グラフは、今年の日降雪深を表します(右側の目盛)。

下のサイトでは広い地域の積雪深分布が表示されています。
準リアルタイム積雪深分布図 (新潟大学 災害・復興科学研究所)

生活と積雪

十日町市の屋根雪情報 (2024年3月14日)

雪をおろした日屋根雪の重さ(kg/m2)
雪おろし無し238
12/25188
1/5188
1/15102
1/2558
2/558
2/1558
2/2558
3/525
屋根の雪おろしの基準は建物の構造によって異なりますので明確に示すことはできませんが、十日町地域では習慣的に屋根の雪の深さが約1m(積雪の平均密度を300kg/m3と仮定すると重さ約300kg/m2)を超える前に雪おろしをすることが多いようです。
なお、上表の数値は地面上で観測した積雪水量(単位面積当たりの積雪重量)を基に計算しています。屋根の上での融雪等の影響は考慮していません。

下のサイトでは、積雪重量分布情報を閲覧することができます。
雪おろシグナル (防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター)