研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2010年 > 国際惑星地球年(IYPE)終了記念イベント「惑星地球フォルム2010 inアキバ」に出展
更新日:2010年4月2日
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国際地質科学連合とユネスコ(国連教育科学文化機関)が中核となり、2007~2009年の3ヶ年にかけて実施された「国際惑星地球年(IYPE:International Year of Planet Earth)」の終了に当たり、「惑星地球フォルム2010 inアキバ(外部サイトへリンク)」が、3月27日(土曜日)と28日(日曜日)の両日開催されました。森林総合研究所では、環境ワーキンググループと資源ワーキンググループの展示コーナーに出展しました。
200年を超える年輪を持つスギの幹の円盤は歴史研究者による過去の出来事や環境の変化の説明と対応させて展示され、訪れた人は年輪に刻まれた歴史ロマンに想いを馳せていました。また、1500年を超える年輪が刻まれた屋久杉の円盤の実物大写真の床展示では、樹木に記された長い歴史に感嘆の声を上げていました。
海外や国内の様々な木材で作られた立方体ブロックは、樹種によって異なる木の比重の違いを手でもって実感してもらうもので、実際に手に持った参加者は、水に沈んでしまうほど重い木があることや、日本にある木でも軽いものから重いものまで随分違いがあることに驚いていました。
さらに、樹種によって性質が様々に異なる木材を上手に使っていくことが、温暖化対策など地球環境の保全にも有効であるという説明に、来場された方々は森林の恵みである木材資源の利用がとても大事であり、古くから木材をたくさん使ってきた日本人の知恵に改めて感心していました。
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いろいろな木の比重の違いを手で持って実感してもらう展示 |
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