天皇、皇后両陛下が多摩森林科学園サクラ保存林などをご視察

天皇、皇后両陛下が、4月20日（火曜日）、森林総合研究所多摩森林科学園を訪問され、森の科学館、サクラ保存林などをご視察されました。

両陛下は武蔵陵墓地で昭和天皇の武蔵野陵、香淳皇后の武蔵野東陵を拝礼された後、多摩森林科学園にご到着され、理事長鈴木和夫、多摩森林科学園長赤間亮夫がお出迎えしました。

両陛下には森の科学館をご見学いただき、ご昼食の後、理事長らの案内で園内のサクラ保存林をご視察いただきました。両陛下はサクラに詳しいご様子で、道々、皇居での同じ品種のサクラの咲き具合と比較するお話を交わすなど、とても楽しんでおられました。

陛下は即位されてから初めて多摩森林科学園をご視察されましたが、昔、お出でになった時にご覧になったネズミのことなどお話になって懐かしんでおられました。また、森に棲む生き物にもご造詣が深く、当所担当者の説明にも熱心にご質問されていました。

お出迎え	森の科学館でのご説明
サクラ保存林のご案内