研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2010年 > REDDプラスに関する我が国の総合的な技術拠点が誕生! 森林総合研究所・REDD研究開発センター開設
更新日:2010年8月4日
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森林総合研究所では、我が国の総合的な技術拠点として、7月1日に、独立行政法人森林総合研究所「REDD研究開発センター」を開設しました。その開設を記念して、7月29日(木曜日)に記念式典を開催しました。式典では、鈴木和夫理事長の挨拶に続き、林野庁森林整備部長の津元頼光氏の祝辞をいただきました。その後、早稲田大学の天野正博教授による記念講演が行われ、最後に、REDD研究開発センターの概要について、センター長の松本光朗が紹介しました。
地球温暖化防止対策を世界各国が参加して議論する気候変動枠組条約締約国会合(COP)では、「REDDプラス(途上国における森林の減少・劣化に由来する排出の削減及び森林保全)」の課題がクローズ・アップされています。昨年12月に開催されたCOP15でまとめられた「コペンハーゲン合意」では、早急にREDDプラスに取り組む体制を整備する必要性が強調されました。
REDD研究センターは、このような国際的な要請に研究面で応えるための一つで、今後、各国と協調しつつ産学官の連携・協力のもと、REDDプラスに関する最新動向の分析、科学的な評価手法の開発、発展途上国における実施体制の整備などに取り組みます。また、技術者を積極的に育成したり、民間レベルの森林保全・造成活動を積極的に支援する我が国の拠点の一つとして活動していきます。
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