研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2012年 > ラヂオつくば放送番組「サイエンスQ」へ出演しました。
更新日:2012年10月19日
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この企画は、筑波研究学園都市交流協議会からの依頼により、青少年の科学技術離れ対策を図ることを目的として、小中学校に研究員が出向き、生徒からの科学技術に関する疑問に研究員が答える出前授業風景を収録して、ラヂオつくば「サイエンスQ」で放送するというもので、平成23年度から実施しています。
平成24年度は、構造利用研究領域 チーム長(接合性能評価担当) 軽部 正彦がつくば市立竹園東小学校、植物生態研究領域 樹木生理研究室 矢崎 健一がつくば市立春日中学校へ出向き、出前授業を行いました。
10月4日(木曜日)につくば市立春日中学校において、植物生態研究領域 樹木生理研究室 矢崎 健一が、「樹木の中のミクロの世界にもぐり込め!」をテーマに、出前授業を行いました。
授業では、樹木の構造を理解するため、マイクロスコープを使って木口面を拡大して観察しました。さらに顕微鏡写真で、樹木の違いにより木口面に色々な大きさの穴が開いていることを観察しました。また、実験では、3階からストロー(チューブ)を使ってジュースを吸い上げられるか挑戦したり、太いストローと細いストローではどちらが早くジュースを飲み終えるか競争したりと、身近なもので樹木の働きを理解していただきました。
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10月15日(月曜日)につくば市立竹園東小学校において、構造利用研究領域 チーム長(接合性能評価担当) 軽部 正彦が、「木の橋を作ってみよう」をテーマに、出前授業を行いました。
授業では、甲斐の猿橋や錦帯橋など、古くからある木材を使った橋の構造模型をその場で接着剤を使わずに組み立てる実演を行いました。限りある材料形状であっても、木材の性質を考えながら、組み合わせ方を工夫することによって大きな構造物を作ることができるということを学んでいただき、児童にも実際に木の橋の組み立てを体験してもらいました。
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