研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2017年 > 平成28年度スギ雄花に含まれる放射性セシウム濃度の調査結果について
更新日:2017年4月19日
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森林総合研究所では、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、林野庁の委託事業によりスギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度を平成23年度から毎年調査しています。平成28年度の調査結果が本年2月8日に林野庁から公表されましたので、その概要についてお知らせします。
スギ雄花に含まれる放射性セシウム濃度は年々低下してきており、平成28年度に調査した各地点の値を同一地点の平成23年度の値と比較すると、6%程度まで低下していました。
この濃度の放射性セシウムを含むスギ花粉が大気中に飛散し、人が吸入した場合に受ける放射線量を試算したところ、1時間あたり最大0.0000069マイクロシーベルトとなりました。
詳細は、関連リンクのサイトを参照して下さい。
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