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プレスリリース平成24年2月8日
独立行政法人森林総合研究所

スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について

スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査等を名古屋大学と共同で進めています。このたび、スギ雄花とその内部の花粉に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果(福島県他15都県のスギ林182箇所)を取りまとめました
調査の結果、スギ雄花に含まれる放射性セシウム(Cs134+Cs137)の濃度は、最も高いスギ林で1キログラム(乾燥重量)あたり約25万ベクレルでした。
スギの花粉に含まれる放射性セシウム(Cs134+Cs137)の濃度を、仮に、今回の調査におけるスギ雄花の最高濃度(25.3万Bq/kg)と同一とみなし、大気中に飛散した当該花粉を人が吸入した場合に受ける放射線量について、一定の前提条件で試算したところ、1時間あたり0.000192μSvでした。
なお、本取りまとめは、平成23年12月27日にプレスリリースした「スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について(中間報告)」を含む、全調査地点の結果です。

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