研究紹介 > トピックス > プレスリリース > プレスリリース 2014年 > 国際森林デーシンポジウム「森を使い、森を守る」開催のご案内
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平成26年2月24日
独立行政法人森林総合研究所
ポイント
独立行政法人森林総合研究所(理事長 鈴木和夫)は、平成26年3月21日(春分の日)に、早稲田大学環境総合研究センターと共催(林野庁後援)で、シンポジウムを下記のとおり開催します。
記
世界では、途上国を中心に森林の減少が続いており、持続可能な森林経営や生物多様性の保全が課題となっています。国際連合は、2012年12月21日、森林に対する意識を向上させるために、毎年3月21日を「国際森林デー」とすることを決議しました。森林総合研究所は森林・林業・木材産業に関わる研究を通じて、豊かで多様な森林の恵みを生かした循環型社会の形成に努めることをミッション(研究所の存在意義)としています。そこで、国際森林デーに合わせて、日本の森林の現状を知り、日本の木材を利用しつつ、同時に健全で多様な生き物を育む森林を守るためのシンポジウムを企画いたしました。
(内容)
林野庁長官による基調講演ののち、森林・林業にかかわる研究者や林業経営関係者、製材工場経営者による講演で、日本と世界の森林経営の特徴や林産物の現状の紹介、林業経営と森づくりの取り組み、シカと生物多様性の話、国産材の活用のための取り組みを紹介し、パネルディスカッションで森を上手に利用し、守る社会のありかたを討論します。
(意義)
このシンポジウムにより、日本の森林の現状や、日本の木材を利用しつつ、健全で多様な生き物を育む森林を守るポイントを森林・林業に関心のある一般の方々や行政、関連団体に提供することにより、国民の森林に対する意識を向上させるとともに、豊かで多様な森林の恵みを生かした社会づくりに向けた連携の強化をはかります。
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