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コジイの葉のつき方は木の大きさと光の当たり方で決まります

2004年5月27日掲載

論文名 Modeling the vertical foliage distribution of individual Castanopsis cuspidata (Thunb.) Schottky, a dominant broad-leaved tree in Japanese warm-temperate forests(日本の暖温帯林の優占種コジイの葉の垂直分布のモデル化)
著者(所属) 齊藤 哲(九州支所)、佐藤 保(森林植生領域)、 小南 陽亮(静岡大学)、永松 大(鳥取大学)、倉本 惠生(四国支所)、酒井 武(四国支所)、田淵 隆一(多摩森林科学園)、酒井 敦(四国支所)
掲載誌 Trees -Structure and Function(樹木ー構造と機能)、18巻4号、2004年7月
内容紹介

 林内に成育するコジイの葉のつきかたは、樹冠の上層のみに葉を集中させるタイプ、上層に偏らせながら下層にも分布させるタイプ、均整のとれた分布タイプの3タイプに類型化できた。これらは樹木の大きさと光の当たり方の影響を受けており、それらの指標を使って葉のつき方を予測できた。

 

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