研究紹介 > 研究成果 > 研究最前線 2004年紹介分 > 異樹種木材をつなぎ高機能材とする!
ここから本文です。
2004年10月1日掲載
論文名 | スギとベイツガをたて継ぎしたフィンガージョイント材の曲げ・引張強度特性 |
---|---|
著者(所属) | 林 知行(構造利用研究領域)、宮武 敦(複合材料研究領域) |
掲載誌 | 森林総合研究所研究報告、3巻3号、2004年9月 |
内容紹介 | 異樹種の木材同士のフィンガージョイント(FJ)によるたて継ぎ技術の開発が期待されている。スギとベイツガをたて継ぎしたFJの強度試験を行ない、両種木材別の強度特性と接合後の強度特性との関係を得て、異樹種FJの強度予測ができる確率モデルを開発した。このモデルは、スギとベイツガの組み合わせでの予測に用い得るだけではなく、柱の下部だけをヒバのような耐久性の高い樹種に置き換える場合などへの広い応用が期待される。 |
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.