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訪れる人によって見ている森の風景には違いがある

2006年4月20日掲載

論文名 The differences in scenic perception of forest visitors through their attributes and recreational activity(森林を訪れる人々の属性とレクリエーション行動による風景認識の違い)
著者(所属) 奥 敬一(関西支所)、深町 加津枝(京都府立大学)
掲載誌 Landscape and Urban Planning(景観と都市の計画、オランダ)、75巻、1-2合併号、2006年2月
内容紹介  森林公園の来訪者にカメラを貸与し、撮影してもらった好きな風景の写真を分析する手法で、好まれやすい森林景観を調査した。写真の内容と、来訪者の活動状況や年齢、同伴者数、来訪経験などとの対応関係を分析した結果、そうした来訪者の属性の違いによって、好まれる風景に違いがあることが明らかとなった。森林公園を新たに計画する際に、想定される利用者層に応じたゾーンの区分けや景観形成の取り組みが効果的であることを示した。

 

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