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ハナイカダの実(7月)

ハナイカダハナイカダ(花筏)の実が色づいています。葉の真ん中に花が咲き、果実がなるというおもしろい形が印象深い樹木です。

本来は葉のつけ根から出る花(果)柄が葉の中央部まで葉脈と合着して、その結果、葉の真ん中から花(果実)が出るように見えるというのが実態です。よく見ると、葉の中央脈は花(果実)の手前と先とでは、太さ、色、質感が違います。

1枚の葉に花(果実)は1個のことが多いのですが、まれに数個の花が付くことがあるようです。雌雄異株で、雄花がつく雄株と、雌花がつく雌株があります。4-6月の花期に花も観察しておきたいものです。

以前は、ハナイカダ属、サンシュユ属、アオキ属、ミズキ属などはミズキ科に含まれていましたが、DNA分析によるAPGIII分類体系では、ハナイカダ科ハナイカダ属として、モチノキ科といっしょにモチノキ目に分類されるようになりました。アオキやサンシュユ、ミズキよりも、モチノキのほうがより近縁であることがわかったということです。(よ)

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