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更新日:2021年9月30日
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森林研究・整備機構(以下、「機構」という。)は、職場のダイバーシティ推進に向けて様々な環境の整備を進めています。幅広い活動を視野に、2016(平成28)年4月には「エンカレッジ推進本部」の名称と体制を「ダイバーシティ推進本部」に変更し、その事務局である「男女共同参画室」は「ダイバーシティ推進室」に改称しました。今年度から始まった機構の第5期中長期目標にはダイバーシティ推進の文言が初めて記載されました。様々な活動を通じて機構のダイバーシティを益々推進していきます。
1.機構内のダイバーシティ推進の意識啓発
2021(令和3)年4月の第5期中長期目標期間の開始にあわせ、第5期中長期計画期間におけるダイバーシティ推進策、次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画及び女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく行動計画を策定し(https://www.ffpri.affrc.go.jp/geneq/ffpri/mezasu/index.html)、男女ともに働きやすい職場づくりを目指し、男女共同参画を推進するとともに、多様性を尊重し合う意識を啓発しています。
このほか、ダイバーシティ推進室のホームページでは、職員の育児や介護の経験を紹介する記事の掲載や男女共同参画意識調査2021の調査結果リーフレット、育児・介護や妊娠・育児中の部下がいる上司のためのガイドブック等を掲載しています。
また、意識啓発のため、森林総合研究所では「パワハラを防ぐアンガーマネジメント」(2020(令和2)年7月29日)、「意外と知らない管理職のジョブディスクリプション」(2021(令和3)年1月21日)、「電動車椅子サッカー選手たちの生き様に触れて感じたこと」(2021(令和3)年3月8日:写真1)を、森林整備センター及び森林保険センターではDVD教材を利用した「タイムマネジメントで働き方改革」(2021(令和3)年3月)等のセミナーや研修を実施しました。今後も新たなテーマを用意し引続き実施します。このほかに、内閣府の定めた男女共同参画週間(6月23日~29日)では、研究所正面玄関においてポスターの企画展示や一時預り保育施設どんぐりるーむの見学会を実施しました。
このように各職場での意識啓発のイベント等を通じ、ダイバーシティ社会の実現に向けて取り組んでいます。
2.情報発信及び他機関との連携
機構は、全国規模でのダイバーシティ推進に取り組む研究・教育機関のコンソーシアムであるダイバーシティ・サポート・オフィス(DSO;https://www.naro.go.jp/diversity/dso/)の幹事組織として活動しています。また、男女共同参画学協会連絡会のシンポジウムやつくば市男女共同参画フォーラム「つくばミンナのつどい」等での機構の取組の紹介のほか、ホームページやパンフレット等を活用して機構のダイバーシティ推進の取組について情報発信を行っています。
写真1 「電動車椅子サッカー選手たちの生き様に触れて感じたこと」実施会場の様子
セミナー等の実施にあたっては、クリアパネルの設置や個別マイクの配置、ドアや窓の開放による換気等、新型コロナウイルス感染症対策を行っています。
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