更新日:2013年7月24日

ここから本文です。

海外の研修生が来場

昨年に引き続き、JICA(独立行政法人国際協力機構)の研修生2名が、平成25年7月12日に九州育種場で研修を受講されました。

今回研修を受講されたのは、ケニア共和国のケニア森林研究所の職員で、平成24年度からケニアで開始された「気候変動への適応のための乾燥地帯性育種プロジェクト」(以下プロジェクト)のメンバーです。

また、コーディネーター兼通訳担当1名と九州大学の助教1名が同行者として訪問されました。

プロジェクトの目的の一つは、ケニアの主要有用樹種であるMelia属(センダン属)とAcacia属(アカシア属)の優良な品種を選抜し、普及する取り組みを支援することです。

今回は、九州育種場でさし木の方法、採穂園の管理方法などの研修を行いました。

今後、九州育種場で取得した技術を応用し、ケニア共和国における林木育種の発展が期待されます。
  

 20130712_海外_マツ採穂園  20130712_海外_スギ採穂園

 マツ採穂園(写真左)、スギ採穂園(写真右)において、穂木の選び方や採穂木の管理の方法の説明を受ける

 20130712_海外_防草シート  20130712_海外_温室
 採穂園管理のための防草シートの説明を受ける  マツさし木苗の説明を受ける