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研究成果選集
森林総合研究所では、森林・林業・林産業という幅広い分野から、毎年数多くの研究成果を挙げています。
その中から、今後、利活用が期待されるテーマを選び、このたび「令和2年版 研究成果集 2020」として発行、掲載しています。
ここでは、「研究成果選集」から東北支所職員及び東北地方に関連した研究成果を掲載します。
その中から、今後、利活用が期待されるテーマを選び、このたび「令和2年版 研究成果集 2020」として発行、掲載しています。
ここでは、「研究成果選集」から東北支所職員及び東北地方に関連した研究成果を掲載します。
令和2年版 研究成果選集 2020
重点課題ア 森林の多面的機能の高度発揮に向けた森林管理技術の開発
ア 森林生態系を活用した治山技術の高度化と防災・減災技術の開発
- 津波に“ねばり”強い海岸林の再生に必要な生育基盤の整備（PDF：1,440KB）
津波で被災した海岸林の再生で整備された生育基盤（盛土）について、植栽木の生育を阻害する土壌要因を明らかにし、“根張り（ねばり）”を形成するのに必要な生育基盤の整備方法を示しました。 - 日本の民有林における干害被害の長期推移と地域性（PDF：986KB）
統計資料を用いて、日本の民有林で報告された干害被害の長期推移や、林齢別・樹種別・都道府県別での干害被害の動向とその差異を明らかにしました。 - 森林内での放射性セシウムの動きを予測する（PDF：1,280KB）
東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性セシウム（セシウム137）の動きについて、事故以降の観測データを使ってモデル解析した結果、森林の中ではすでに平衡状態に近づいていることがわかりました。
イ 気候変動の影響評価技術の高度化と適応・緩和技術の開発
- 亜寒帯林の炭素蓄積過程に林床のコケや地衣類がおよぼす影響を解明（PDF：1,204KB）
アラスカのクロトウヒ林において、林床を覆うコケや地衣類の被覆状況の場所による違いが、林床からの二酸化炭素放出量や生態系全体の炭素蓄積過程に影響をおよぼしていることを明らかにしました。 - 民間のREDDプラスの取組みを政府が適切に評価するための手法を開発（PDF：1,054KB）
民間のREDDプラスプロジェクトによる温室効果ガス排出削減の取組みを推進するため、プロジェクト活動の成果を国全体の成果と整合性を保った上で評価する手法を開発しました。
重点課題エ 森林生物の利用技術の高度化と林木育種による多様な品種開発及び育種基盤技術の強化
ア 生物機能の解明による森林資源の新たな有効活用技術の高度化
- 国産トリュフの栽培技術の開発（PDF：1,401KB）
西洋料理の高級食材であるトリュフは、樹木の根に共生して生育するキノコです。その人工栽培に向けて、環境条件を整えた圃場にトリュフ菌を共生させた苗木を植栽し、野外での菌の定着に成功しました。
関連リンク
- 「研究成果選集」 全成果（平成4年度から）は、 こちらからご覧頂けます。研究所のページに移動します。)
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