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この記事は、「多摩森林科学園のブログ」(2012.8-2019.3)に2016年10月に掲載されました。野鳥の解説板は、その後少しずつの改訂を経ながら今日に至っています。
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多摩森林科学園の園内には四季を通じて様々な野鳥がやってきます。このたび、そんな野鳥を紹介する解説板を園路に設置しました。
1年を通して見られる鳥としてエナガ、カワセミ、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラなど12種類、これから冬にかけてやってくる鳥としてアオジ、カシラダカ、ジョウビタキ、シロハラ、ミヤマホオジロ、ルリビタキなど8種類で計20種類です。このうち10種の鳥は2箇所ずつ設置したので、全部で30箇所となりました。
鳥の分類も近年のDNAによる研究で科や属の関係が大きく変わったものがあり、最新の「日本鳥類目録・改訂第7版(日本鳥学会2012)」に従いました。写真は園内で撮影したものを用いて、雄雌の違いや、よく似た種類との違いなどを、わかりやすく解説しています。どうぞ、お楽しみください。
この9月〜10月に八王子市内の第7中学校、横川中学校、城山中学校から職場体験で生徒さんたちが来られましたので、解説板の設置を手伝っていただきました。ありがとうございました。(よ・は)
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