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まれに雪の深い冬があります。この記事は「多摩森林科学園のブログ(2012.8-2019.3)」に2014年2月20日に掲載されたものです。
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寒い日が続いていますので、雪はあまり溶けずに固まってくるようです。
右写真は、昨日の森の科学館の裏です。科学館のおもて側は入り口の門のあたりまで除雪も終えて、かなり広く地面が見えるようになっていますが、裏は人が通れる程度ですので、このような状況です。
森の科学館から右手にある第2樹木園に進み、メインの通路を通ってサクラ保存林の入り口のあたりまでは、昨日ようやく除雪が進みました。途中に常緑広葉樹の幹折れが2本ほど道をふさいでおり、それも片付けました。第2樹木園を出てから先の林道(昭和林道、柳沢林道)などはこれからの作業です。
左写真は、昨日の釣舟草通りです。ここには何本かのスギが倒れています。このような狭い歩道の復旧整備は、林道の除雪が終わった後になります。
サクラ保存林の林道や歩道はまだとても普通に歩ける状況ではありません。積雪はほとんどの場所で膝の深さまであり、サクラ保存林の奥のあずまやの近くでは腿のあたりまできます。倒木、幹折れなどの被害調査もまだ園内全体を回りきれるところまではいきません。(写真:し、文:よ)
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