文字サイズ
縮小
標準
拡大
色合い
標準
1
2
3

森林総研トップ

ホーム > 見学案内 > 園内のみどころ > 自然探訪 > 6月の自然探訪 > ミズイロオナガシジミ(6月)

ここから本文です。

ミズイロオナガシジミ(6月)

ミズイロオナガシジミ日本には25種の“ゼフィルス”と呼ばれるシジミチョウがいる。ゼフィルスは、ギリシャ神話のZephyros(ゼヒュロス)という西風の女神の名からきている。

このミズイロオナガシジミは一番普通で、平地にも山地にも広く分布している。一般には夕刻に活発に活動するようだが、雑木林の梢に朝陽が当たり始めたばかりの時刻に、無数の成虫が飛び交うのに出会ったことがある。

北日本では場所によって、裏面の黒い帯模様が太く発達した個体が高い率で出現するが、関東地方では黒帯の幅が狭い個体が普通。成虫は樹液に来ることがあるが、花を訪れることはまずない。科学園記録種。(た)

6月の自然探訪一覧へ