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ヒヨドリバナ(7月)

ヒヨドリバナ第3樹木園でヒヨドリバナの花が咲いています(左写真)。

ヒヨドリの鳴く頃に花が咲くことからこの名がついたと言われているようですが、ヒヨドリはもっと早い時期からにぎやかに鳴いていますし、ヒヨドリがこの花に好んでやってくるわけでもありません。

ヒヨドリバナはキク科ヒヨドリバナ属の多年草で、高さは1-2mになります。頭花は散房状に付き、それぞれの頭花は数個の筒状花からなっています(中写真、右写真)。個々の筒状花は両性花で、先が2つに分かれた柱頭(雌しべの先端)が長くつきだしているのが特徴的です。

ヒヨドリバナの花の蜜にはアルカロイドが含まれており、アサギマダラの雄がよく訪れるようです。(よ)

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