文字サイズ
縮小
標準
拡大
色合い
標準
1
2
3

森林総研トップ

ホーム > 見学案内 > 園内のみどころ > 自然探訪 > 9月の自然探訪 > ヒメウラナミジャノメ(9月)

ここから本文です。

ヒメウラナミジャノメ(9月)

ヒメウラナミジャノメヒメウラナミジャノメは南西諸島や離島を除く日本じゅうに普通にいる種だが,琉球列島には沖縄に1種,八重山に2種の近縁の固有種がいて,分化が著しいグループである。

林に近い草地を低くチョンチョンとスキップするように飛び,花によく集まる。

後翅裏面の眼状紋(目玉模様)が5つ(時にそれ以上)あるのが特徴。春に出現する1化目の成虫は,夏の成虫よりもやや大きい程度で,色彩や斑紋に季節変異はほとんどない。しかし眼状紋の数や大きさは,個体によって変異に富み,また眼状紋を取り巻く黄色環のいくつかが結合することもある。科学園記録種。(た)

9月の自然探訪一覧へ